| Biography |
壮大でプログレッシヴな楽曲構成と哲学的なアイデアを満載したアメリカン・グラインド・コアの創始者EXIT-13は、あまりにも時の先を行くが故に、21世紀に入ってもその影響力を放ち続け、一つの基準にさえなっている。
Bill Yurkiewicz(Vo)、Steve O'Donnel(Gu)を中心に初期NAPALM DEATHの影響を受けたロウ・パワー溢れるグラインド・コア・バンドとして80年代末期より活動をスタート。イギリスのハードコア・シーンから派生したグラインド・コアをいち早くアメリカでスタートさせたのが、このEXIT-13である。ちなみにBill Yurkiewicz(Vo)はRELAPSE RECORDSの創始者の1人でもある(現在はレーベルを離れている)。
EXIT-13初のリリースは1989年にリリースされた7"シングル「UNREQUITED LOVE FOR CHICKEN SOUP」。'90年にはRELAPSE RECORDSより7"シングル「SPARE THE WRENCH SURRENDER THE EARTH」をリリース。この時点まではJoel Dipietr(Ba)、Pat McCahan(Dr)、Steve O'Donnell(Gu)、Bill Shaeffer(Dr)、Bill Yurkiewicz(Vo)というラインナップであったが、その後、Bill(Vo)、Steve(Gu)以外の全員が脱退。後任にはBRUTAL TRUTHのDan Lilker(Ba)、Scott Lewis(Dr)が加入し、'93年には1stアルバム「GREEN IS GOOD」をリリース。この頃よりガンジャ好きをアートワーク等でもアピールするようになり、そのあたりがDan Lilkeとの繋がりとなったことは間違いないだろう。また音楽的にはこの頃からグラインドコアだけでなく、ノイズ、フュージョン、ジャズ等の要素も取り入れた一筋縄ではいかない音楽性をみせ始める。その後、'94年にはアルバム「ETHOS MUSIC」、'95年にはミニ・アルバム「JUST A FEW MORE HITS」をリリース。
'96年には、Scott Lewis(Dr)に変わり、当時DISCORDANCE AXIS(現MUNICIPAL WASTE)のDave Witte(Dr)が加入し、HEMDALEとのスプリットCD/EPをリリース。更に日本のH.G Factより日本を代表するグラインドコア・バンド、MULTIPLEXとのスプリット・シングルをリリース。また同年、謎のジャズ・シンガー、Bliss Bloodをフューチャーした全編ジャズ・ソングが並ぶアルバム「SMOKING SONGS」をリリースし、グラインドコア・ファンの度肝を抜いた(このアルバムではBRUTAL TRUTHのドラマー、Rich Hoakが参加)。この時点ですでにプロジェクト的色合いの強かったEXIT-13は、その後自然消滅的に解散。
解散からすでに10年以上の時間が経過し、エクストリーム・ミュージックは、そのエクストリームの度合いを当時よりも確実に強めているが、このEXIT-13のサウンドは、今の時代にあったも強烈な印象を残すだろう。ストレートな激烈グラインド・コアだけでなくデス・メタルのインテンシティーと、当時の強烈なポリティカル・ハードコアの切迫性を融合し、更にハードコア、ロック、フュージョン、ノイズ、ジャズ等が入り交じった実験性の強いサウンドはまさに“プログレッシブ”と呼ぶに相応しい。
そしてここに、解散までに様々な音源を残してきたEXIT-13のカタログをほぼまるまる収録し、アートワークとパッケージも新たに加えた豪華2枚組全46曲収録のリマスター・ディスコグラフィー盤の登場である。新しいグラインド・ファン・ジェネレーションにその大いなる遺産は受け継がれていく…。 |
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| Discography |
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| High Life! |
仕様:2CD
定価:¥2,100(税込)
品番:YSCY-1088
YSCY-1089 |
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